2025年11月13日
ブナ科の常緑樹高木一群の総称
赤樫(アカガシ)亜属は、日本(関東地方以南が多い)から台湾、中国南部、ヒマラヤにかけての温帯南部の湿潤地に、コナラ亜属の樫は、温暖だが乾燥した地域に多く、東から東南アジア以外にも南ヨーロッパやアメリカにも分布しています。

常緑性であり種類によって異なりますが、一般的には15m〜20m程にもなり、大きな種類、白樫(シラカシ)や赤樫(アカガシ)は直径50cmを超える程大きくなるのもあります。。葉には表面に艶があり、葉の縁にギザギザがあります。成長が早く、樫(カシ)の木はどんぐりが出来る木の仲間になります。
非常に堅い特質で重いので農具や工具の柄、船舶部品、体操の平行棒や木刀、白樫(シラカシ)や赤樫(アカガシ)の様な特徴的な色合いが装飾品や壁材にも利用されています。

耐風性や防風性に優れています。民家の垣根に植樹される主要な樹木の一つでもあり、防音の機能を有する樹種(防音樹)として知られています。樫木材のなかでも、木炭として利用される事も多かった木材で、特に、姥目樫(ウバメガシ)から作られた木炭は「備長炭」の名前で非常に有名です。
樫(カシ)の花言葉は、その強靭な幹と深い根を持つ姿から、困難な状況に負けない強さや、忍耐力を象徴しています。その例からシェイクスピアの戯曲"マクベス”では、「樫の枝を持つものは決して恐れることはないという」言葉が登場しています。
<Kan Nakaya展示例>

こちらは真っ直ぐでない風合い満載の赤樫(アカガシ)の一枚板です。硬くて重厚感も感じられます。自然の風合いのある一枚板をお探しの方にはお勧めです。
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